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軽度認知障害(MCI)の症状を見つけたら早期の診断が必要


軽度認認知障害は、認知症を発症する前の段階で、この段階で適切な処置を行うことで、認知症へと進行するのを防いだり、進行のスピードを遅らせることができる事がわかってきました。


MCはI軽いもの忘れや軽い認知機能障害があるものの、日常生活に支障をきたさない状態をいいます。アルツハイマー病やその他の認知症の前段階ともいうべき状態であり、いわば正常な状態とアルツハイマー病との間のグレーゾーンです。


テレビ等を見ていて出演者の名前が出てこない、しかし、名前が出てこなくても、一般的には日常生活や仕事に支障をきたすことはありません。この場合は、健全なもの忘れであって、まったく問題はありません。


但、正常な物忘れとは違って、本人や周囲にいる人が見て、明らかにオカシイという物忘れがあります。新しいことを覚えられない、論理的な思考ができない、最近の事を思い出すことはできないなどは、海馬の萎縮が見られる兆候です。


MCIはだいたい5年間で70〜80%が認知症に進行することがわかっているため、どういう人が早期に認知症に進行するのかを予測することが、研究されています。軽度認知障害の団塊で、適切な対応を、治療を行えば、認知症の発症を防いだり、進行を抑えたりすることが可能です。


日課として毎日行っていた事をしなくなる、料理の手順が思い出せなくなったり、身ぎれいにしていた人がだらしない状態になる、何度も同じ事を言うなどもMCIで見られる症状です。何度教えても覚えられない等


こうした症状が少しずつ進行する場合は軽度認知障害だる可能性が高いので、早めに専門医に相談することが大切です。


 



 

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