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急性白血病と慢性白血病の症状
白血病は俗に血液のがんと呼ばれています。白血病は、本来であれば一定の規則に従ってできる免疫細胞の白血球が、制限なく増殖する病気で、できたばかりの白血球が非常に多く血中にでてきます。
規則に従わないで白血球が増殖してしまうと赤血球、血小板などの他の血液細胞ができにくくなり、細菌やウイルスを攻撃する働きや止血作用、酸素の不足などを起こしてしまいます。
骨髄で増殖した白血病の細胞は、血液の流れにのって全身に広がり、やがて節のほか、肝臓や脾臓においても増殖をするようになります。
現在のところ白血病を起こす原因は解明されていませんが、長いこと放射線などに照射されたりしていると白血病の発病率が高くなることがわかっています。職業として放射線に触れる機会の多い放射線技師や、また放射線治療を受けている人によくみられます。
白血病の種類には、急性白血病と慢性白血病があります。急性白血病は、急激な症状の悪化をたどり、慢性白血病は進行がゆるやかな種類のものです。
その他に、白血病の種類から、骨髄性のもの、単球性のもの、リンパ性のものに分類されます。そのなかでも多いのが急性白血病で、約70パーセント占め、次に多いのが慢性白血病です。比較的子供に多いのが急性白血病です。
症状をそれぞれ見てみると急性白血病の主症状として、発熱、だるさ、皮下、歯根や鼻などからの出血や貧血、関節痛などがあります。急性白血病はある日と突然に起こることが多くあり、鼻血だけの場合があったりするので注意が必要です。
慢性白血病では、貧血、だるさといった症状があって、人によっては、脾臓や肝臓のほかにリンパ節が腫れる人もいます。白血病がいつ発症したのかよくわからない場合がほとんどです。