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慢性尿細管間質性腎炎の原因と特徴について


慢性尿細管間質性腎炎は、尿細管間をつないでいる間質部に炎症が起こる腎臓疾患です。以前は間質だけが障害を受ける疾患と考えられていましたが、尿細管の障害も関係していると考えられています。


尿細管と間質に変性、壊死、炎症などが、慢性的に経過します。進行の過程でもほとんど自覚症状はありません。さらに炎症が進むと間質の繊維化から尿細管の機能が悪化していきます。


本来、尿細管は、必要なものを吸収して、不必要なものを排泄する仕事を部位ごとに分担して行っています。尿細管に障害が起きると、身体にとって必要なものまで排泄されてしまいます。


原因は、慢性腎盂腎炎から起こる感染症が特に多く、鎮痛薬を長期にわたって多量に服用することから病気になる場合もあります。また、少量の重金属を長期間にわたって摂取することで発症することもあります。


腎臓疾患でありながら尿検査では、蛋白尿や血尿などの異常が見られないのも特徴。血液検査では血清クレアチニンや尿素窒素の異常は見られますが、他の数値については特に異常が見られない事もあります。


尿細管や間質の炎症が進むにつれて、栄養素の再吸収時に障害が見られるようになり、ブドウ糖、アミノ酸など尿から排泄されるようになってきます。


慢性尿細管間質性腎炎については特別な治療はありません。間質性腎炎に関係する病気の治療と併用して、腎臓の機能が低下しない処置が行われます。多くのケースでは、時間の経過とともに末期の腎不全に至ります。



 

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