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糖尿病の初期症状と合併症
糖尿病は食の欧米化などを原因に発症します。糖尿病の症状は気づかないうちに進行していきます。糖尿病での初期症状に気づくことなく長いこと放置をしておくと、やがて重篤なともなう合併症へつながっていきます。
糖尿病は、初期の段階で適切な治療を受けると同時に早めの生活改善が行うことが極めて大切になります。合併症を避けるうえでも糖尿病の初期症状を知って適切な対処を取るようにしましょう。
糖尿病はサイレントキラーといわれるように目だった初期症状はありません。糖尿病の人でハッキリとした症状がでてきた場合は、かなり糖尿病の病状が進んでいることが考えられます。
なので糖尿病にならないように予防をするためにも過食や運動が不足していないかどうか日常生活を観察してみて、糖尿病のリスクがないように工夫する必要があります。
糖尿病の症状がすすんでくると自覚症状がでてきます。糖尿病が恐ろしいのは糖尿病性腎症や糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害といった合併症などがでてきます。
高血糖の状態が長くつづく程、上記のような合併症がでてくる可能性があるので、喉が渇く 尿の量が多くなる 尿に甘いに臭いがするようになる、疲労しやすい インポテンス、陰部の痒みがひどくなる 手足のしびれ 視力の低下 体重の減少や足がつるといった症状がでてきた時には糖尿病の検査を受けるようにしましょう。
喉が乾き、水を多くとるため、尿量が増加します。糖尿病に罹っている人は、インスリンというホルモンのでかたが不足しているかうまく働かないため、高血糖の状態が続きます。
身体は高血糖の状態が改善しようと多量の水を欲し下げようとします。多量の尿が出ます。血糖値が正常に戻らない限り、水分をとってもでる一方になります。
身体の疲れやすさや倦怠感、尿中には亜鉛やマグネシウムなど身体にとって大切なミネラルをすてていきます。脳に必要な血液の量が減少し、頭がぼんやりとし、思考能力が低下していきます。
食欲が異常に増えます。糖尿病の初期の頃では、一時的にインスリンが過剰にでてくる時がそれに従って、食欲が増していきます。
過剰な食欲の割には太ることなく逆に痩せていく人もいます。糖尿病の症状がひどくなってくるとブドウ糖の代わりとして、体内の脂肪を燃焼することになりそれに従って体重が急激に減少していきます。
子宮体癌の症状と診断方法について
子宮体癌は、子宮の体部に発症する癌です。子宮がんのなかでも子宮頸癌の方が現在のところ多いようですが、子宮体癌も全体的に増加傾向にあります。
子宮頸癌の人は、性交症などが深く関係をしていますが、子宮体癌は対照的で、逆に妊娠、出産をした経験がない人ほど多く発症しています。
食べ物から摂る脂肪量が大きく関係していると考えられていて、すでに糖尿病や脂質異常症を持っている人は、子宮体癌にかかる確率が高いとされています。
子宮体癌の初期症状は、子宮頸癌と同じように不正出血が現れます。子宮体癌の場合は、子宮頸癌よりも早い段階で出血があります。
子宮体癌の初期症状である、不正性器出血、悪臭を伴ったおりもの、下腹部の痛み、排尿する時の痛みなどがある場合は、全身症状へと移行する前に婦人科で診断をしてもらうことが大切になります。
子宮体癌の診断する方法として、細胞診、組織診、子宮鏡診などがあります。細胞診は、小さな組織を採取してがん細胞が存在するかどうかを調べる検査のことを指します。
子宮体癌の場合、1期で発見できれば、5年生存率は83パーセントです。この数値から明白なことは、早期発見と早期の治療を行うことが極めて大切になります。
食事の内容が、脂肪分や動物性の蛋白質大目に食べる習慣を持っている人は、子宮体癌を予防する為にもできるだけ減らすか、植物性の蛋白質を中心とした食生活に根本的に切り替えることが必要です。
大腸がんの初期症状と自覚症状について
大腸がんは、食の欧米化などを背景にして日本でも増加をしているがんです。大腸がん増加の背景には、動物性脂肪や動物性蛋白質の摂取量が多くなったことと、食物繊維やビタミン、ミネラルなどの微量栄養素の不足などが大きく関係しているようです。
大腸がんは、早期発見と早期治療を行うことで、治癒率も高くなります。特に大腸がんの初期症状に気付いたら、早めの診断と治療を行うことが大切になります。
血便や下血は大腸がんの代表的な初期症状です。硬い便をした後や、痔持ちの人、良性の大腸ポリープであっても、下血や血便が見られますが、大事な点は自分で判断をしないで、一度検査を受ける必要があります。
便秘や下痢といった症状も大腸がんに見られる初期症状です。食べ物が悪かったり、ストレス過多の生活を送っていも下痢や便秘が起こりますが、何度も繰り返し、特に交互に下痢や便秘を繰り返す場合は、大腸がんの疑いがあります。
大腸がんで現れてくる症状は、どの場所に癌ができたかによって異なってきます。左側の結腸にがんができている場合は、腸が狭まる場合が多く、便秘と下痢の症状を何度か繰り返し、起こしたりすることがあり、腸閉塞になることもあります。
結腸がんの場合は、腰痛などが初めのころの症状として見られます。左の結腸にがんがあるとがんのために腸自体が狭窄をおこすことが多く、下痢と便秘の症状がかわるがわる起こることがあったり、腸閉塞をおこしたりします。
大腸がんは、早期発見と早期治療が行われれば、その治癒率は高くなります。何らかの自覚症状があったら早めの診断を。現在は、内視鏡検査とともに切除も比較的容易に行われるようになっています。大腸がんは、早めの治療を行うことが特に大切ながんです。
何かと腸内環境が悪化しているのが現代人です。40歳を超えるようになったら、特に自覚症状がない場合でも、定期的な健診は受けるようにしましょう。
若年性アルツハイマーの初期症状
若年性アルツハイマーは、10万人は言われている若年性認知症のなかでも約30パーセントの人が罹っているといわれています。アルツハイマー自体は、欧米諸国に多く見られていた認知症ですが、日本でも増加傾向にあるのが気になるところです。
若年性アルツハイマーの初期症状も老年性のアルツハイマーと同様に、最初は、もの忘れが増える、日付や自分のいる場所がわからなくなる、感情表現など精神活動が低下する、などといった症状が見られます。
老年性のアルツハイマーよりも病気が悪化していく進行が早いとされていて、現れてくる症状も老年性のアルツハイマーよりも重くなる傾向があるようです。
病気になる年齢を見てみると、40代や50代など家計を支える世代、働き盛りに多くみられるようで、生活上にさまざまな支障をきたしてしまいます。
若年性アルツハイマー病は、老年性アルツハイマーのように加齢とともに誰でもかかるといったタイプの認知症ではないようです。
若年性アルツハイマー病の原因は、遺伝が関係して発症することが多いようですがごく大まかにいって、アルツハイマー病の原因となる遺伝子に異常がある人は、40代でも発病する可能性があります。
現在では、アルツハイマーを起こす原因となる遺伝子は次々と発見をされていますが、現在のところ、まだ研究は途上にありしっかりした遺伝子診断ができる状況ではないようです。
万が一発症したとしても、発症初期より前の段階で発見し、適切なケアを受けることができれば、病気の進行を遅らせることができます。
若年性アルツハイマーに見られる初期症状を上げると、代表的なものは、頭痛やめまい、不眠です。 また、精神的な不安感や自発性の低下、抑うつ状態も起こるようです。
当人はその症状の変化に気付かないこと多くあり、、仕事上での過度なストレス状態やうつ病と勘違いされる可能性があるので注意が必要です。病気が起こっている時は、自己中心的になって、性格的に頑固になり、他人への配慮をしなくなる傾向があります。
白血病の症状と治療について
白血病の症状は、急性白血病と、慢性白血病で異なります。急性白血病の症状は、息切れや貧血を伴った症状、歯茎の出血、感染や発熱などがあり、それに従って顔色も悪くなります。
急性白血病の初期症状では、単に貧血だけということもあるので注意をしなければなりません。
それとは対照的に慢性的白血病の症状は特に自覚症状といったものがなく、気付きませんが、腹部やリンパなどの腫れが見られます。慢性白血病では、その大部分が慢性骨髄性白血病になります。
白血病全体では、3分の2が急性白血病が占めていて、慢性白血病3分の1です。児童の場合はその多くが急性白血病です。
白血病は血液の癌と呼ばれます。血液をつくる骨髄で、免疫細胞である白血球が急激に増殖してそのためにそのために造血する働きがうまくいかなたいめに起こる病気です。
最近では、細胞内感染が原因で白血病とされているケースもあることを指摘している医師もいます。
白血病が起こる原因はまだハッキリと解明されていませんが、放射線に長期間にわたってさらされているとその発症率も高くなり、マウスや鶏に起こる白血病ではウイルスが関係していたという報告もあります。
白血病は、原爆の被爆者の人に多く発症しています。また、仕事して放射線を扱う仕事に関係をしている技師や、放射腺治療を受けている人にも多く見られます。