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坐骨神経痛の症状と原因や治療について


坐骨神経痛は、数ある神経痛の中でも最も起こりやすいものです。神経痛の原因も発見されやすい神経痛です。坐骨神経が通っている経路や坐骨神経が分布しているヶ所に痛みがを発しているものが坐骨神経痛の対象となります。


坐骨神経は、第四腰髄から第三仙髄にかけてでた神経が多く集まっていて、骨盤を経由して、ももの後ろを通って、骨盤を経由し、ももの後部を通って、膝から足首にかけてつながっています。


身体の中で最も大きな神経で、神経痛の痛みは太ももの後ろ側に従って、ふくらはぎから足の裏側までの広い範囲に及びます。他の神経痛と違って痛みが発作的でなく連続的に起こるのも特徴の一つです。


神経痛の中でも、坐骨神経痛の原因が発見しやすく、対象となる疾患には、椎間版ヘルニア、変形性腰椎症、カリエス、腫瘍をはじめ、


その他の疾患として、外傷による圧迫、寒冷、リウマチ、帯状疱疹、便秘、糖尿病、動脈硬化症、アルコールやニコチンの依存症なども原因疾患として挙げられます。


症状として、痛みはももの後部からふくらはぎ、足に及ぶ鋭い痛みとして現れます。立ち上がる、横になる、歩いたりするなど動作の転換時に著しく痛みます。


診断方法として、問診、視診のほか、原因となる疾患を調べるため一般検査、理学検査、X線検査、CT、MRIなどが行われます。


治療法としては、原因の特定を十分に突き止め、その原因となる病気を治療する事が基本です。対症療法としては、痛みを抑える目的で消炎鎮痛剤を使用します。又、ホットパック、温浴なども効果的とされています。





 

肋間神経痛の症状と治療法について


肋間神経は、肋骨の間を走っている神経です。上の部分は胸郭の筋に当たり、下の部分は腹壁の筋になります。肋間神経は、胸腹部の前面に当たる部分と側面の皮膚に分布していて、そこから広がっています。


肋間神経は、他の神経と比べると規則正しく配列している神経なので、発見もしやすいようです。神経痛がよく起こる場所は、5番目と9番目の周囲にあたり、特に左の方に痛みがよくみられます。


肋間神経痛でみられる痛みは、かなり激しいものになります。締め付けるとった感じで、うずくような激痛が、拍動的に、表現を変えると呼吸をするたびに発生するといった症状になります。


脊柱の両側や肋間神経の中央部分、胸骨側や腹直筋の周囲に圧痛点が存在していて、圧痛点に刺激を加えると、神経痛を誘発するようになります。深呼吸をしたり、胸部を広げる身体の使い方をしても痛みを発します。


一般的な治療としては、鎮痛剤を使用するケースが多いです。但し、激しい痛みを発している時には、神経部分を神経根を麻酔をかけたり、場合によっては、切除してしまうこともあります。


家庭での対処法として、痛みが強い期間は、身体を安静にしておくことが大切で、緊張や不安などを軽くしていくことも大切になります。患部を保温して、十分な睡眠を摂ることも大切なポイントになります。

 

腰椎椎間板ヘルニアの症状と治療 5


腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板の亀裂から飛び出して、腰髄神経を圧迫して激しい痛みの症状を起こすものです。


腰椎椎間板ヘルニアの主症状には、ギックリ腰を起こしたときのようにかなり激しい痛みが腰に起こる場合と、初めの頃は大した痛みが無くても時間の経過とともに痛みがひどくなる場合があります。


また、かなりの年数にわたって何度もぎっくり腰を繰り返して起こしている時に、やがて椎間板ヘルニアへと移行するものがあります。


腰痛と同時に下肢に痛みやしびれの症状が起こります。身体を動かすにつれて痛みが段々とひどくなり、動くことが苦痛になって椅子に座りっぱなしといった状態になります。


腰椎椎間板ヘルニアになった初期の段階では、同じ姿勢のままいることが、苦痛になったり、身体を動かすことそのものが億劫になってきます。やがて感覚器官そのものが鈍くなっているのに気づきます。


椎間板ヘルニアで注意すべき点は、ヘルニアを起こしている周辺に脊髄があることです。脊髄は骨に覆われていますが、脊髄に圧力がかかるとそのまま症状が現れてきます。


腰椎椎間板ヘルニアで行われる治療は、腰痛や坐骨神経痛の症状が激しい急性期のときは、安静にして消炎鎮痛剤薬や筋弛緩薬で治療をします。


慢性的な痛みがある場合は、骨盤牽引法、温熱療法、腰部を安定させるための運動療法などが行われます。ヘルニアの急性期で痛みがひどい場合は、痛み止めの硬膜外ブロックや神経根ブロックの注射を行って痛みを取り除くために治療が行われます。


多くの椎間板ヘルニアは、保存療法を施すことで軽症くなりますが、3ヶ月以上にわたって保存両方が行われる場合や疼痛が激しかったり、下肢の筋力低下などの症状がある場合は、はみでている椎間板の髄核を取り除く手術が行われます。

 

肋間神経痛の原因 症状と治療 5


肋間神経痛は、助骨を通っている肋間神経に何らかの圧がかかり、そのことが原因でかなりひどい痛みの症状を起こす病気です。


肋間神経は、肋骨の間を走り、上部は胸郭の筋、下部は腹壁の筋、そして胸腹部の前面と側面の皮膚に分布して帯状にかなり広い範囲の広がっています。


肋間神経そのものは、規則正しく並んでいるために、各種の神経痛の中でも肋間神経痛は、発見しやすい神経痛と言われています。


肋骨の第五番から第九番目にかけて、神経痛の痛みが現れ、左右で比較すると左側に痛みがでやすい傾向があります。


肋間神経痛を起こす原因には二つの要因が考えられています。一つは、感染症から痛みを発するものです。そして二つ目が、腫瘍や心臓に関係する痛みから神経痛を起こすものです。



肋間神経痛は脊髄神経が何かの原因で圧迫されることから現れる状態で初めて痛みがでてきます。 肋間神経痛で現れる激痛は、発作的にくる場合と、慢性的、持続的な場合があります。



神経痛の発作症状は、短時間で、発作のない間では、特別な症状はでてきません。 肋間神経痛では、脊柱の両側、肋間神経の中央、胸骨側または腹直筋の付近などに圧痛点があって、こうした点を圧迫すると神経痛を起こします。


深い呼吸をしたり、胸部を広げたりする身体の動きからでも神経痛を同時に起こすことがあります。帯状疱疹ウイルスやコクサッキーウイルスによる感染のほか、風邪が原因で起こることもあります。


肋間神経痛で行われる治療は、普通の鎮痛剤の使用が比較的効果がありますが、激しい痛みを発している場合には、その神経ないし神経根をアルコール注射で麻酔したり、時には切除したりします。


肋間神経痛は特に生命に関係しない良性のものですが、内臓痛や悪性腫瘍による痛みとの鑑別が最も大切になります。


肋間神経痛からでてくる痛みの症状が激しい時は、安静にすると同時に不安や緊張を取り除くようにする精神的なケアも必要です。夜寝るときも保温をシッカリ行って身体を温めて床に入ることも必要です。


 

神経痛記事一覧

  • 坐骨神経痛の症状と原因や治療について
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