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めまいの症状と原因となる病気について


めまいで現れてくる症状は、大きく三つに分けられます。グルグルと回転するめまい、フラフラと足がふらつくめまい、くらっとするめまいです。めまいが起こる原因で特定されているのが耳のトラブル、脳のトラブルです。


カラダのバランスをとっているのは、前庭といわれる内耳にある器官です。前庭の働きとともに、視覚系や身体表面の深部にある知覚系から入ってくる刺激が脳の中で上手に統合されることで人のカラダはバランスを維持しています。


前庭、内耳や前庭神経や、前庭神経から中枢側の脳幹や小脳などにトラブルが生じてくると、めまいが起こります。前庭性のめまいと呼ばれているものです。


その他に、内耳や脳のトラブルの他に、頸椎の障害、循環系のトラブルが原因で、めまいの症状が起こります。このめまいは非前庭性のめまいとされています。


めまいの症状で主に多いのが、天井や周囲の風景がグルグル回る回転性のめまいです。そして、カラダが絶えずフラフラするめまいです。回転性めまい、そしてフラフラとするめまいは、めまいで現れる症状の85%を占めます。


他の症状では、目の前が暗くなるような感じや、なんとなしにフワーッとするような感じ(浮動感)、吸い込まれる感じなど症状を伴うめまいです。


カラダのバランスコントロールを乱してしまう症状としてのめまいですが、カラダの中で重い病気の症状が進行していることも考えられるので注意が必要です。


めまいを起こす耳の病気としては、良性発作性頭位めまい症、メニエール氏病、前庭神経炎、突発性難聴、外リンパ瘻、中耳炎などがあります。


脳の病気としては、脳梗塞、脳出血などの脳卒中、脳腫瘍、椎骨脳底動脈循環不全症などがあります。その他の病気としては、低血圧症、高血圧症、不整脈、低血糖症、心因性のトラブル、頚椎のトラブルなどがあります。

 

立ちくらみやめまいの原因と症状について


立ちくらみやめまいなどの症状は、成人だけでなく低年齢層の子供たちの間でも起こります。


立ちくらみやめまいなどの原因となっている原因が貧血と思い、病院などの血液検査を行うとその多くは血液に特にトラブルはなく、原因をハッキリと特定できないままになっているケースが多々あるようです。


貧血げ原因で起こるめまいや立ちくらみなどは、赤血球のヘモグロビン量の数値が減少し、各臓器組織への酸素の量が足りなくなり、それとともに起こってしまう疾患です。


免疫系のトラブルが原因でも、めまい、立ちくらみを起こします。免疫系のトラブルの場合は、起立性失調と呼ばれ、自律神経の交換神経の機能が邪魔されてしまい血管収縮反射の作用が弱体化することから起こります。


脳内の血液の流れについては、部分的に調節されていて、高血圧の症状を起こしている人も正常な人と同じように、脳の血流の状態が常に一定になるように自律神経によって常時調節をされています。


免疫系に障害が起こることから総末梢抵抗が弱体化することから起こり静脈に血液が集まってしまうことから、急に起立したり、身体を動かすことから、頭の血液が足りなくなってくることがあります。


静脈自体は、容量血管と呼ばれていますが、構造自体がいつも血液が蓄積にしやすいような構造になっています。


下肢筋肉に血液が溜まってきて血液不全の状態が起こってしまうと他の組織にに十分な血液が行き届かなくなる為に、立ったり、身体を動かしたりと何かの拍子に頭部で時間的な血液が不足してしまう状態になります。


立ちくらみや目まいが起こってしまうと、その弾みで近くにある角のあるものに頭部を強打したり、交通事故にあったり、二次的なトラブルに見舞われることがあります。


冷え性の症状を強く持っている人は、皮膚血流の増加が起こりやすい状態になっているわけなので、静止した状態から急に身体を動かしたり、立ったりすることを行わないように意識することが大切です。

 

めまいが起こる原因となる病気 5


めまいの症状が起こる症状の多くは特に心配のないものが多いですが、なかにはめまいが重篤な病気であるなんらかのサインであることがあります。


逆に脳腫瘍、脳梗塞、小脳の萎縮、聴神経の炎症や腫瘍といった病気がないにも係わらず、めまいや耳鳴りに悩まされることがあります。
 

実際、めまいや耳鳴りの症状がひどくなってくると、嘔吐をすることがありますが、これは身体のなかに余った水を排除しようとする反応です。


耳鳴りやめまいがともなっている病気に、メニエール病があります。西洋医学でも、メニエール病は内耳にたまったリンパ液の為とされています。


メニエール病の原因には、働きすぎや、睡眠不足、過度なストレスがなどが言われていますが、これらはすべて代謝を低下させ、水分の排泄を悪くして水毒をつくる原因になります。


普段から運動不足の生活が続いたり、水分の過剰摂取もめまいや耳鳴りの原因になります。日頃からの簡単な心がけでめまいと耳鳴りの改善ができます。


コーヒーなどの嗜好品やビールなど、身体を冷やす飲料の飲みすぎを止めて、梅醤番茶といった身体を温める飲料を日頃から取るようにすることです。 塩には体温を上昇させる効果があるので細胞の代謝が活発になって、余った水の排泄が促されます。


精製された塩ではなく、なるべくミネラル豊富なものを選ぶようにします。 根菜類は、体温を根本から上げる作用があります。


身体の温度をあげる事で排泄を促して、体内で水が滞るのを防いでくれます。 運動で汗を流して余分な水分を排泄するようにする、また、筋肉がつくことで体熱が上昇して、水分の代謝があがります。


お風呂に入る時は、半身浴で身体を時間をかけて温めて、シッカリと汗を流すようにします。入浴をする時は、温める効果の高い入浴剤を使用するのいいやり方です。

 

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