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耳垢塞栓の症状と治療について


耳垢塞栓は、通常、自浄作用によって排出される耳垢が、外耳道を塞いだ状態になり圧迫感や詰まった感じ、難聴等の症状が現れるようになります。


耳の手入れを時々する人にはあまり見られませんが、寝たきり人、何年にもわたって耳掃除をしない人に起こることがあります。但し、正しい耳の手入れしていないと、耳垢を外耳道の奥の方へ、移動させることになり、かえって耳垢塞栓の温床となります。


耳垢には乾燥した耳垢と湿った耳垢があります。日本人では80%以上の人が乾いた耳あかのタイプだと言われています。傾向として、耳垢塞栓は、少し湿った耳垢の人に多く見られます。


耳垢が多量にたまっても、ごく小さな隙間があれば音は通りますから、日常生活に差し支えはありません。耳垢塞栓は、かゆみや痛みといった症状もなく、耳垢で外耳道が完全に閉塞してから初めて、難聴や軽い耳鳴りが起こります。


外耳道を完全に塞ぐほどの耳垢は、自分で除去することは困難になり、無理に取り除こうt9尾すると傷をつけ、外耳道炎などの原因につながります。耳鼻咽喉科を受診して治療を受けることが大切です。


病院での治療は、耳垢水と呼ばれるグリセリンと重曹、水の混合液を点耳し、1日置いて耳垢を柔らかくします。洗浄、吸引することで、たまった耳垢を簡単に取り除く事ができます。炎症が外耳道に起こっている場合は、耳垢を取り除いた後、抗菌薬が使用されます。


耳垢は、外耳道上皮や角化物、耳垢線からの分泌物です。本来、抗菌作用や潤滑作用を持ち、耳を保護する働きを持っています。その為、頻繁に耳垢は除去することは、逆に自然の働きを阻害する要因にもなるので、頻繁に取り除く必要はないのでは?とされる考えもあります。




 

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