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胃下垂の原因である糖反射と便秘を予防する為に


胃下垂は、胃が健康な状態の時よりも垂れ下がった状態になる疾患です。姿勢の悪さや精神的な影響から胃下垂を起こす事は知られていますが、最近、増えているのが糖反射から起こる胃下垂です。


砂糖が胃に入ってくると、糖反射によって胃腸のぜん動が悪くなります。砂糖は、弛緩作用が著しく強い事から、胃の中に砂糖が入ってくると胃腸を動かす筋肉がしばらく動かなくなってしまいます。


アメ玉一個分程度の糖の作用で、胃のぜん動運動が、凡そ1時間もの間、動かなくなると言われています。食事の前に甘いものを口にした場合、食べ物が胃に入ってきても、しばらく胃が動きません。


胃が働かない間に胃の内容物は、胃液を吸収して重くなるので、胃が垂れ下がってしまいます。これが胃下垂を起こす仕組みの一つです。


胃のぜん動運動が弱くなると、便秘傾向が強まります。便意は、食後に胃が動き始めた反射で、大腸のぜん動運動が生じる事によって起こります。


胃の筋肉が緩んで状態で、胃がぜん動運動をしないと、胃、大腸反射が起こりません。それが便秘につながります。便秘に悩む女性が多いのは、甘いものを食べ過ぎて、胃の筋肉がが緩んでいることが大いに関係しています。


現代人は、甘いもののとり過ぎと、過度なストレスとの両方からの影響が特に強いと言われています。


一般の便秘薬は、大腸粘膜を化学的に刺激して軽い下痢を起こして、排便をおこしています。長期にわたる便秘薬の使用は、大腸粘膜を傷つけ、薬の副作用から孔を開けてしまう事もあるので注意が必要です。


便秘を根本的に治すには、胃のぜん動運動を取り戻して、胃、大腸反射が起こるようにすることが大切です。

 



 

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