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三叉神経痛の症状と治療対処法について


三叉神経痛は、上顎神経、下顎神経、眼神経の三叉神経が刺激されることで起こる神経痛です。突然痛みが起こるのが特徴で、数秒後、数十秒後に一旦痛みがおさまっても、激しい痛みが、また起こるとう症状を繰り返します。


何らかの病気(虫歯、副鼻腔炎、中耳炎、帯状疱疹、頭部の腫瘍や動脈瘤等)から起こる続発性のものと、神経痛だけが起こるものの特発性のものがあります。特発性のものは動脈硬化が進行し、蛇行した血管が神経を圧迫すると考えられています。


症状は、三叉神経に沿うように激しい痛みが走ります。痛みは、数秒から数10秒の痛みが現れては消えを繰り返しながら、数時間に渡り続き、ひどくなると数日から数ヶ月もの間続きます。


三叉神経痛は様々な動作や刺激をきっかけに起こります。くしゃみ、あくび、洗顔、歯磨き、食事時、ストレスや冷風刺激等、11月から2月にかけて痛みがひどくなるなど季節により神経痛の痛みが変動するのも特徴です。

 
三叉神経痛の痛みには、通常の鎮痛剤では効果がなく、痛みを抑える神経の伝達経路を遮断する抗てんかん薬(カルバマゼピン)が使用されます。ただ、はじめは効果が見られても徐々に効果が薄れたりするケースも出てきます。


薬を使っても効果が見られない人や効果がなくなってきた人、肝機能の低下など副作用の強く顕れる人に対しては、痛みの経路を遮断する事を目的に行う神経ブロック療法や圧迫している動脈を手術を行って神経を刺激しないようにする治療が行われます。


三叉神経痛を起こしている病気がある場合は、同時に病気の治療を行う必要があります。

 



 

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