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食道がんの症状と転移を起こしやすいヶ所について


食道がんは、胃と咽頭の間にある食道にできるがんです。消火器系のがん、大腸がんや胃がん等と比べて、平均して10年遅くなる傾向があり、60代をピークとして男性に多く見られます。


ハッキリと症状が現れてくるのは、がんが進行してからの事が多いですが、比較的早期の段階でもただれてくるとしみる場合があります。


症状が進行してくると次第に食べ物がつかえるような違和感が出てきます。食欲の減退から体重減少が見られるのも食道がんの主な症状の一つです。自覚症状を感じた段階で放置しない事が大切です。


健康診断で行われるようなバリウム検査を行っても、初期の食道がんを発見するのは難しいとされていて、CTやPETで異常が見つかった場合もすでに進行している場合が多いとされています。


又、比較的早い段階で他の臓器に転移しやすいのが食道がんの特徴です。首や腹部など上下に広がり、遠いリンパ節にまで転移が見られる場合もあります。特に転移を起こしやすいところが声を発する神経に周辺のリンパ節です。


かすれ声になったことで、検査を行ったら、食道がんが発見されたという事も多々あります。


飲酒は、食道がん発生のリスクを高めると言われていますが、特に、アルコールの飲用で、飲むとすぐ赤くなるなど、元々アルコールに強く無い人が、次第に飲めるようになった人等は危険と言われています。


食道を直接刺激する熱いもの、辛いものの過剰摂取、喫煙もリスクになります。逆流性食道炎やパレット食道など、食道に関係する病気から食道がんへ移行する可能性もあります。


食道がんも他のがんと同様に早期の段階で発見できるのに越したことはありません。特に食事の時の違和感については、見逃さないようにする事が大切です。





 

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