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結核性リンパ節炎の症状と治療法について



結核性リンパ節炎は、結核菌がリンパ節に感染して起こる疾患です。多くは頸部リンパ節に起こります。リンパ節の部分が赤く腫れ、腫れたヶ所に痛みをともなうのが特徴です。


感染巣の肺の組織から口腔粘膜や咽頭粘膜へと伝わって、二次的に頸部リンパ節に感染するケースと肺組織に感染巣がを認められず、結果性リンパ節炎として症状が現れる場合があります。


炎症を起こしているリンパ節は硬くなり、多くの場合は、痛みを伴います。顎の下あたりに腫れが見られる事が多く、リンパ節があるヶ所の皮膚は、赤みを帯びて腫れる事もあります。


風邪に関連する上気道炎から起こるリンパ節の炎症と違って、上気道炎自体が治まっても、症状が続く場合は注意が必要です。又、身体がだるい状態や咳や痰が14日間以上続いている場合には、肺結核の可能性もあります。


結核菌保有者と接触した事があるかどうか、過去に結核菌に感染した事があるかどうかを確かめる必要があります。胸部X線写真や喀痰検査、ツベルクリン反応検査が必要になる為、結核性リンパ節炎の疑いが持たれたら医療機関での診断が必要になります。


結核の診断が下されたら、専門医での抗結核薬による治療が必要になります。結核性リンパ節炎は、適切な治療により治癒してく疾患ですが、中途半端な治療を行うと再発の可能性が出てきたり、耐性菌ができてしまう事も考えられるので注意が必要です。





 

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