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水腎症の原因(後天的)と治療について


水腎症には、先天的なものと後天的ものがありますが、後天的なものの原因に尿路結石があります。尿路結石になると激しい痛みが突然起こってきますが、痛み止めの薬を飲むことで対症療法的な対処をとる場合があります。


但し、薬を使用して痛みがひいたからといって、結石が良くなっているわけでなく、そのまま結石が体内に残ったままになっていると、水腎症を起こす率が高まります。


水腎症は、腎盂や尿管、膀胱などの尿の通り道のどこかで尿の流れが妨げられ、逆流した尿で腎臓が膨らんでしまった状態の事を言います。


急性と慢性の二つのタイプがありますが、短時間のうちに尿路がふさがってしまう事で起こる急性の水腎症では、腰や脇腹、下腹部の周囲に激痛を伴った症状が断続的に起こります。


反対に、慢性の水腎症で、ゆっくりと病気が進行する場合は、腰や脇腹、下腹部の周囲に激痛でなく、疼いたような痛みや不快感が現れてきます。溜まった尿に細菌感染を起こすと発熱したり痛みが激しくなったります。


尿路結石は、後天的な水腎症の中で最も多いものですが、前立腺がんや膀胱がんなどの泌尿器のがんや、他の臓器がんの浸潤や子宮内膜症などの婦人科系の病気から、尿管が閉塞されてしまう事もあります。


水腎症の治療では、皮膚から針を刺したり、尿道から溜まった尿を取り除いた後、原因となっている疾患の治療を行い尿管内の尿の流れを良くする処置を行う事が主になります。


治療が遅れると腎臓にかかる負担が徐々に増し、最後には腎機能が失われることもある恐ろしい疾患が水腎症です。腎機能が喪失すると臓器を摘出しなければならなくなる為、早めの治療が必要です。





 

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