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急性腹膜炎の治療方法について


急性腹膜炎は、臓器を覆っている膜、腹膜が炎症を起こす疾患。臓器の外傷、胃潰瘍などの穿孔などの菌が感染した病巣部から炎症がひろがっていきます。症状は重く、生命の危険を招いてしまうことが多いです。


広範囲にわたって、腹膜に炎症を起こすと、激しい胸の痛みや、冷や汗、吐き気や嘔吐などの症状がでてきます。チアノーゼから、血圧が低下していき、呼吸困難や意識障害などを起こすこともあります。


脱水状態から、腸管の麻痺、横隔膜の刺激を受けて、しゅっくりが止まらない状態になることもあります。激しい炎症が腹膜に生じると、腸管が癒着したり、腸閉塞を起こしたりするので、注意が必要になります。


急性腹膜炎の治療は、救急の処置が必要になります。ショック症がある場合、点滴が即必要になります。早期の手術を行う体制や抗生物質の使用法の進歩などにより、かなりの率で改善が期待されるようになっています。


治療は、早期に対処することが極めて重要。開腹手術を行った場合などは、常に腹膜炎を起こす危険性も高くなっているので、専門医の指示に従うこと。特に内蔵を冷やすような冷たい飲み物や食べ物を摂ったり、又、食べ過ぎなどには、注意をしなくてはいけません。




 

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