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橋本病の原因と症状について


甲状腺機能低下症の代表的な疾患が橋本病です。橋本病は自己免疫疾患の一つです。初期の段階では特に目立った症状がでてきません。首の腫れた状態から橋本病とわかる人が多いです。


自己の免疫細胞が、甲状腺の細胞を壊してしまうことから起こり、破壊された組織では、慢性的な炎症を起こし、これが腫れの症状を起こします。


むくみは、主な症状です。起床時には、手や顔がこわばります。顔のむくみから、瞼のむくや、唇が肥厚、舌の拡大、又、粘膜組織もむくみを起こす事があり、喉頭で起こると声が次第にかれてくるようになります。


皮膚表面が乾燥し、粉がふいたような皮膚となり、貧血が起こってくると青白い皮膚になってきます。細胞の代謝が悪くなる事から、熱生産量が減り、チョッとした温度の低下などで寒さを感じるようになります。


他には、食欲の減少から次第に食が細くなり、カロリー消費が減少していきます。食が細くなる割には、むくみの関係から体重は増加することもあります。腹部の張りや便秘など胃腸の働きが低下してきます。


橋本病の腫れは、表面が、硬くなり、なかにははれがしこり状になっているものもあります。喉の腫れは、拡大しても痛みはあまり感じませんが、下に頭を向けた時に少し圧迫感を感じます。


頸が腫れていく症状は、あまり心配はないようです。喉の腫れが大きくなっても甲状腺の機能が著しく悪くなるわけではなく。反対に腫れが小さい人でも、甲状腺機能の低下が激しい人もいます。

 

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