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甲状腺機能低下症の原因と症状について
甲状腺機能低下症は、甲状腺で分泌されるホルモンの分泌量が少なくなってくる為に発症する病気です。男女比では女性により多く見られ、年齢的には40歳を超える女性に起こりやすいようです。
この病気の原因にはいろいろな要素が考えられますが、最も多く見られるのが、橋本病、甲状腺の手術をした後であったり、クレチン病、甲状腺の放射線治療を行った後になります。
甲状腺で分泌されているホルモンは、カラダ全体の新陳代謝を維持していく為に大切なホルモンです。甲状腺のホルモンの分泌が低下してくるとカラダの動きは鈍くなり、日中を問わず眠気が襲うようになり、カラダのだるさに加え記憶力などの脳力などの低下を感じます。
体熱の発生が悪化してくる為に、寒がりになったり、汗をかきにくくなったりします。カラダ全体にムコ多糖という物質ができるため、むくみっぽい顔や下肢のかたいむくみなどが出現し、体重が増加します。
また、筋肉がごわごわした感じで動きにくくなり、痛みを伴う痙攣をおこします。甲状腺機能低下症になると便秘がちになり皮膚は薄黄色でカサカサになります。動作の緩慢からさらに症状が進行すると精神障害なども見られるようになります。
甲状腺機能低下症になると、FTと呼ばれる甲状腺ホルモンの分泌量が減っていきますが、FTを出すTSHという催促ホルモンの量が増えていくのが特徴です。橋本病などで軽症のときは症状は、特にでませんが、TSHホルモンの量が増えていきます。
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