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近視の原因と治療について


近視は、目に入ってきた光線が網膜の前で焦点をつくり、その為に網膜にピントが合わなくなっている症状の近視といいます。近視にも良性のものと悪性のものがあります。


単純近視と呼ばれる近視は、成長の段階に急速に悪くなるもので、学童期に入ってから症状が始まることが多く、単純近視は、学校での健康診断などで発見されます。


病的近視とよばれる近視は、眼球が引き伸ばされことで、眼底に障害を起こすものです。網膜や脈絡膜まで引っ張られるので、物を見る為に不可欠な黄斑部にトラブルが起こり、視力が弱くなるだけでなく、視野が狭くなってしまうことがあります。


一般には、近視は、幼い子供の頃から始まって、年を経るに従って近視の症状は次第に進行していきます。尚、圧倒的に多く罹っているのが単純近視で、病的近視は1パーセントになります。


近視を起こす原因には、大きく二つがあります。一つは、軸性近視です。眼球の角膜から網膜までの長さが正常であれば、焦点もあいますが、長すぎてしまうとピントは、網膜の手前で結ばれてしまい、遠くがぼやけて見えるようになります。


二つ目は、屈折近視と呼ばれるものです。この近視は、角膜と水晶体の屈折力が強すぎてピントが合わないようになります。こうしたトラブルが起こるのは遺伝的な素因に環境要因が重なることで起こるとされています。


近視の矯正法を見てみると、単純近視の場合は、眼鏡やコンタクトレンズで矯正することで、正常な視力をえることができます。その反対に病的な近視の場合は、めがねをかけても視力は、0.1から0.2くらいにしかなりません。


近視の治療方法としては、レーザーを使用した角膜切除術などがあります。この場合、合併症の心配があったり、治療を行った後、数年から数十年経過してから、目の不具合が現れることもあるので、慎重を帰す必要があります。


近視を未然に防ぐには、生活上の工夫が必要です。暗い場所で読書をしたり、長時間テレビやパソコンを使用したりすることは、できるだけ避けるようにすることが大切です。目に緊張を強いることはあまりよくありません。

 

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