スポンサードリンク

坐骨神経痛の原因と治療について


坐骨神経痛は、坐骨神経に沿って痛みが起こる病気です。坐骨神経は、尻部の坐骨神経根から、大腿の後方へとつながっていて、膝より下は下肢の外を通りかかとの方まで伸びているので、坐骨神経痛で痛みがひどい時は横になっているのもつらいほどの症状となります。


咳やくしゃみ、力みといった物理的な刺激から痛みが強くなります。足をのばした状態で大腿部をひきあげると電気が走ったような強烈な痛みがおこります。


坐骨神経痛の症状は冬季の気温が低くなる季節になると人によってはかなりひどくなります。痛みやシビレの強弱のでかたは人によって違いますし、坐骨神経の症状がでてくる箇所も多少の個人差があります。


坐骨神経は体の中にある神経のうちでも最も長い神経とされ、神経痛をおこしやすい神経とされています。坐骨神経痛が発症する原因のなかで一番多いのが、椎間板ヘルニアです。


椎間板ヘルニアは、坐骨神経痛を起こす原因で実に8割をしめます。坐骨神経痛になる人を年齢別に分けてみると、20歳代〜60歳代が多いとされています。


坐骨神経痛をおこす病気を見てみると、脊椎変形症、カリエス、骨盤、脊髄の病気などがあります。こうした病気が原因となって坐骨神経を圧迫したり、炎症がおこしたりします。


坐骨神経痛の治療では、原因になっている病気に対する治療が大切になります。痛みが激しいときには、鎮痛剤、鎮静剤を使用します。坐骨神経痛では、コルセットで腰の部分の運動制限をすると、再発の予防になります。


椎間板ヘルニアが原因で起こるものについては、もとの病気が治癒すると、数週間の安静で治り、糖尿病が原因となっている場合は、糖尿病の症状が軽減してくると坐骨神経痛もおさまるようです。


坐骨神経痛の痛みがひどい人は、ブロック注射を行ったり、手術を行うこともあります。神経痛によいとされる民間療法、ツボ押し、お灸や整体、マッサージなどいろいろな療法がありますが、坐骨神経痛の症状が出たら、素人判断をせずにまずは病院でシッカリと検査を受けることが大切です。

 

スポンサードリンク
このエントリをはてなブックマークに登録  このエントリをlivedoorクリップに登録  この記事をPOOKMARKに登録する  newsing it!