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胆石症の原因と症状について


胆石症は、胆汁が通る所に石ができ、できた石が胆道を刺激することで激しい痛みを伴う症状です。高脂肪で高蛋白の欧米化した食事が影響して、成人男女の約1割の人に見られます。


胆石にはできた箇所により呼び方が異なります。胆嚢に胆石が出来た場合は胆石症、肝臓外胆管にできた場合は総胆管結石症、肝臓内胆管にできた場合は肝内結石症といいます。胆嚢結石のおよそ60パーセントは、コレステロールを主な成分としたコレステロール結石です。


胆石症の症状は激しい痛みです。結石が胆嚢の中にある場合は特に症状はありませんが、胆嚢内の胆汁が十二指腸へ流れる時に、結石が同時に移動し、胆嚢管内でつまってしまうと、疝痛症状を起こします。


胆汁が分泌される、食後から30分から2時間くらいの間に発作を起こしてしまうのが特徴です。普通、疼痛は痛みが発生してからおよそ1時間程度でおさまるようです。


胆汁にとけているコレステロールが何かの影響で飽和状態になり、結晶化してできます。コレステロールの摂取量、腸管からの吸収量、肝臓での合成量が増えることで結晶化します。


胆石症で、疼痛発作の症状が起こった場合は、鎮痛薬で痛みを抑え、その後は脂肪の少ない食事に変えて、発作がおこりにくいようにします。また胆石症での痛みの発作を何度も繰り返す場合は、胆石を溶かす薬を使ったり、胆嚢を摘出する場合もあります。


胆石症を予防するには、高脂肪の食べ物を少なくすることと過食による脂肪の過剰摂取を避けることが大切です。


コレステロールを下げる栄養成分では、タウリンなどがありますが、魚介類に多く含まれているため、普段の食事で魚介類を取るようにすることは胆石症を未然に防ぐのに役立ちます。

 

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