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白内障の原因について


白内障は、目の中のレンズの役割をしている水晶体が主に加齢に従って白く濁ってくる病気です。白内障の原因で主なものは加齢による酸化現象ですが、発症する状態によっていくつかの種類に分類をされます。


白内障はその原因から老人性白内障、先天性白内障、併発性白内障、全身性疾患、薬物性、外傷性によるものなど主に六つに分類されます。


加齢白内障は、年をとることが原因でおこる白内障です。水晶体をつくっているタンパク質が、加齢によって変性が起こり白く濁ってきます。


加齢が原因で起こるものは白内障のなかで一番多いもので、白内障と言うと一般的にこの加齢白内障をさす場合が多いです。また、加齢の変化に加え、紫外線も危険因子の一つとされています。


先天性が原因で起こる白内障は、生まれつき、白内障を持って生まれてくるものです。遺伝や感染などが原因だと考えられます。


但し、機能的に問題になるのは、数としてはわずかで、問題のないものが多いとされています。視力などに何らかの問題がある場合は手術をもって対処されます。


併発白内障は、他の目に現れてくる疾患に関係して起こってくるものです。ぶどう膜炎、網膜色素変性、強度近視などが原因となり、それに合併して水晶体が白濁してきます。


全身性疾患に伴う白内障は、目以外の全身の病気にともなっておこる白内障です。糖尿病やアトピー性皮膚炎、副甲状腺機能低下症、そのほかの病気に合併することがあります。


一回でも白内障になってしまうと、白内障を起こしている病気がよくなっても白内障自体は改善されないので視力が悪化すれば、手術を行って症状を改善する必要があります。


薬物性白内障は、薬物の中には、白内障をひきおこすことのあるものがあります。ステロイド剤の長期投与による影響が最も多くなりますが、その他、向精神薬、縮瞳薬などでもおこることがあります。人工透析から起こる白内障も毒物性の一種とされています。


外傷性白内障は、外部から何か強い力の刺激をうけて、水晶体が泥濁するものです。目に何かぶつかったり、つついたり、打ったりすることで、水晶体が混濁して起こります。


主に白内障を起こす六つの原因を上げてきましたが、その他にも白内障を起こす原因として放射線や強い紫外線、赤外線を浴びたり、感電などによって、水晶体が濁ることがあります。

 

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