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肋間神経痛の原因 症状と治療


肋間神経痛は、助骨を通っている肋間神経に何らかの圧がかかり、そのことが原因でかなりひどい痛みの症状を起こす病気です。


肋間神経は、肋骨の間を走り、上部は胸郭の筋、下部は腹壁の筋、そして胸腹部の前面と側面の皮膚に分布して帯状にかなり広い範囲の広がっています。


肋間神経そのものは、規則正しく並んでいるために、各種の神経痛の中でも肋間神経痛は、発見しやすい神経痛と言われています。


肋骨の第五番から第九番目にかけて、神経痛の痛みが現れ、左右で比較すると左側に痛みがでやすい傾向があります。


肋間神経痛を起こす原因には二つの要因が考えられています。一つは、感染症から痛みを発するものです。そして二つ目が、腫瘍や心臓に関係する痛みから神経痛を起こすものです。



肋間神経痛は脊髄神経が何かの原因で圧迫されることから現れる状態で初めて痛みがでてきます。 肋間神経痛で現れる激痛は、発作的にくる場合と、慢性的、持続的な場合があります。



神経痛の発作症状は、短時間で、発作のない間では、特別な症状はでてきません。 肋間神経痛では、脊柱の両側、肋間神経の中央、胸骨側または腹直筋の付近などに圧痛点があって、こうした点を圧迫すると神経痛を起こします。


深い呼吸をしたり、胸部を広げたりする身体の動きからでも神経痛を同時に起こすことがあります。帯状疱疹ウイルスやコクサッキーウイルスによる感染のほか、風邪が原因で起こることもあります。


肋間神経痛で行われる治療は、普通の鎮痛剤の使用が比較的効果がありますが、激しい痛みを発している場合には、その神経ないし神経根をアルコール注射で麻酔したり、時には切除したりします。


肋間神経痛は特に生命に関係しない良性のものですが、内臓痛や悪性腫瘍による痛みとの鑑別が最も大切になります。


肋間神経痛からでてくる痛みの症状が激しい時は、安静にすると同時に不安や緊張を取り除くようにする精神的なケアも必要です。夜寝るときも保温をシッカリ行って身体を温めて床に入ることも必要です。


 

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