スポンサードリンク

病気と症状 治療 原因 予防の辞典

ミトコンドリアの活性で加齢対策を!


老化現象は、誰にも起こるものですが、同じ年令であっても老化がかなり進行している人もいれば、ストップしている人もいます。抗老化、アンチエイジングは、できるだけ老化のスピードを遅くして、病気になるのを防ぐ事をいいます。


アンチエイジングの根本は、目に見えない細胞レベル、分子レベルでの若返りと捉えるといいです。細胞レベルでのアンチエイジングの中心になっている器官が、細胞内でエネルギー生み出してくれるミトコンドリアになります。


理想的な状態は、元気な20代の体質を歳をとっても維持することです。ミトコンドリアが活性化していると、代謝が良くまわってくるので、それに従って体質も維持、改善されていきます。


太っていて、なかなか痩せない、身体が冷えてしまうのもミトコンドリアの活性が悪くなっている状態と言えます。


太りやすい体質や冷え症、さらに、高血圧や糖尿病、認知症や癌などの病気は、すべてに体質というものが関係していて、ミトコンドリアの働きをアップさせることで、体質を改善でき、病気を予防、治す可能性も上がっていきます。


ミトコンドリアで、十分なエネルギーが生み出されることで、細胞の新陳代謝の流れも良くなるわけです。


細胞内小器官のミトコンドリアも加齢に従って、その質や量が低下し、機能が低下してくので、放置しているとどんどん老化が進んでしまいます。シミやしわ、身体が疲れやすいからはじまって、様々な慢性病が発生してきます。


ミトコンドリアの活性には、食事や栄養摂取を中心に、生活習慣を改善していくことが必要です。結論は、シンプルで、身体に悪いものを避け、良い物を摂り、そして、良いライフスタイルを習慣にしていくことが大切です。

 


 

心内膜炎の症状と治療について


心内膜炎は、心臓の内壁の心内膜に炎症が起こる疾患です。心内膜に炎症が起こる原因にはいくつかありますが、主にリウマチ熱からリウマチ性のものと、細菌感染が原因で起こる感染性のものがあります。

 
リウマチ性心内膜炎は、熟年層の人や小児に見られ、発熱や関節炎などのリウマチ熱の症状が現れ、頻脈、心拡大、心雑音などの症状が現れてきます。


細菌性心内膜炎は、先天性の心疾患、心臓弁膜症と元々心臓病を患ってい人に起こります。その為、心臓疾患を患っていない人には、細菌性心内膜炎は起こりません。


細菌性心内膜炎の症状には、38度前後の発熱、発汗、食欲の減退、倦怠感が続きます。肝腫大、脾腫が現れたり、眼瞼結膜、眼底、爪の下などに点状出血、手足に太鼓ばち指や小結節が現れたりします。


扁桃腺の摘出術や歯の治療で抜歯した時、膀胱鏡の検査、産婦人科の泌尿器の検査や何らかの手術行われた時に、外部から細菌が血中に入り、心臓に流れてきた細菌が心臓に付着して炎症を起こします。


細菌性心内膜炎では、原因菌の特定を行い、十分量の抗生物質の投与が必要です。心臓に異常が無くても、ブドウ球菌等の組織障害を起こしやすい菌が付着すると炎症を起こします。


体力が落ちている高齢者など、扁桃腺検査、婦人科や泌尿器科の検査や抜歯、手術を行う時に、心内膜炎が起こらないように、抗生物質を飲むなど予防の為の手段をとってもらう必要があります。


早期に適切な治療を行えば、ほとんと治癒しますが、治療が遅れると、心内膜炎はなおっても、元となっている心臓病が悪化してしまう危険性があります。また、心内膜炎は再発を起こしやすいので注意が必要です。

 

 

ものもらいの症状と治療について


ものもらいは、正式名称は麦粒腫と呼ばれます。まぶたにできるめんちょうです。たいていの場合、7日から10日前後で自然治癒しますが、状態が悪いと症状が長引くこともあります。


ものもらいの症状は、まぶたの一部が赤くなったり、痛みや腫れ、膿が出てくるなど様々です。初期の頃には、軽い痛みがあり、悪くなると、患部が硬くなり、痛みも強くなります。白い膿は、まつげの毛根部に見られます。


症状が悪くなってくると、ものもらいができた側の耳前リンパ節にはれと痛みを生じることもあります。治癒のプロセスは、化膿し、後に柔らかくなり、皮膚面から膿が出た後に自然に改善されていきます。


皮膚の腺から化膿するものと、まぶたの縁に脂肪を分泌するマイボーム腺が化膿してしまうタイプのものがあります。主に、化膿菌である黄色ブドウ球菌などの感染によって起こります。


その為、ものもらいになったら、汚れた手などでまぶたをこすらないように患部を安静、清潔にしておくことが大切です。


治療は、一般に抗生物質を含んだ点眼が行われます。又、化膿がひどくならないようにする事を目的に内服を処方する医師もいます。抗生物質の処方でも改善しない場合は、手術が必要になります。


手術は、まぶたの内側ないし外側から切除し、溜まった膿を排出させます。膿を排出させた後、膿の一部が結膜などに残り、急性の結膜炎や目瞼緑炎を起こす事があるので注意が必要です。


また、繰り返しものもらいの症状が現れる場合は、糖尿病などがないか全身検査をしておく事も大切になります。

 



 

直腸ポリープの症状と治療法について


直腸ポリープは、直腸内の粘膜が隆起しているものを言います。高齢者ほど多くみられ、他の消化器系のポリープと同様に欧米化した食事(動物性蛋白質)のとり過ぎが関係しているのでは言われています。


ポリープのなかには、がん化しやすいタイプのものや、出血から様々な障害を招くものもあるので、注意が必要です。自覚症状が見られないため、検診などで発見されることが多いようです。


サイズの小さなポリープは無症状のものが大部分。有茎性と無茎性の2つのタイプが有りますが、有茎性ではサイズが大きくなるにつれて、ポリープの表面が破れやすくなり、排便時に便がこすれて出血する事もあります。


肛門周辺にポリープができると、肛門の外に出てしまうこともあります。ポリープが一箇所に多くできてしまう状態になると、炎症状態もひどくなり、粘液を含んだ便が排出したり、痛みも便意も頻繁に起こるようになります。


ポリープのサイズが大きくなるに従って、がん化するリスクも高くなると言われています。有茎性ポリープについては、自然と茎が切れた状態になり、脱落したり、ポリープが壊死して肛門から排出され、自然に治癒することもあります。


内視鏡検査と手術の技術も進んでいることで、有茎性のポリープであれば、内視鏡を利用しながら、電メスやレーザーで患部を焼ききることとができますが、無茎性のポリープは、電メスやレーザーでは切除することができません。


がん化のリスクを避けるためにも、サイズの大きいポリープを発見したら切除する必要があります。また、ポリープが悪化していれば、手術による治療が必要になります。


内視鏡を利用して、ポリープを切除する場合は入院の必要はありません。術後1週間経過しても出血など特に異常がなければ、普段の生活にも戻れます。ただ、刺激の強い食べ物や飲み物を控えること、便秘には注意が必要です。

 



 

膀胱結石の症状と治療法について


膀胱結石は、結石が膀胱内にたまる疾患です。腎結石や尿管結石が膀胱へ降りてきても、普通は、膀胱から尿道を通って尿とともに排泄されます。但し、前立腺肥大庄や神経因性膀胱があって尿管が狭くなていると、膀胱に降りてきた結石が排泄されにくくなります。


また、膀胱内にカテーテルを長期留置した場合や何らかの異物を核にして結石ができる場合もあります。膀胱内にできる結石は、通常、1個の場合が多く、男性に多いのも特徴です。結石の成分は、尿酸結石または感染結石が多い。


主な症状は、膀胱の痛みと排尿異常、それに血尿が見られます。膀胱の痛みには自発痛と排尿痛があり、尿道に痛みがあります。排尿異常には、頻尿と尿のとぎれがあります。血尿は症状が軽いものが多く、身体を動かすと変化します。


膀胱結石は、そのまま放置した状態が続いていると炎症を起こすことになり、更に排尿痛もひどくなり、頻尿とともに、膿をともなった尿を排出する事もあります。膀胱炎を起こす前に早めの治療が必要です。


診断には、触診をはじめ、エックス線検査、膀胱鏡検査等が行われます。


治療法は、結石のサイズにより異なります。小さい結石の場合は、膀胱鏡を使って、異物をつまみ出しますが、サイズが少し大きめの結石の場合は、砕石器または砕石用膀胱鏡で砕いて噴出します。また、衝撃波などで、結石を砕いて流す方法もあります。


結石が大きく、砕石器や衝撃波を使っても、結石を砕くことが難しい場合は、膀胱を切開して結石を取り出す場合もあります。